ごあいさつ

理事長

(公財)高槻市文化振興事業団は、本年3月に設立30周年を迎えました。この記念すべき30年という節目を迎えることができたのも、これまで私どもの活動をお支えくださいました市民の皆様・ご関係者の皆様のおかげであり、心より厚くお礼申し上げます。

当事業団は、市民の文化的ニーズの高度化・多様化に対応して、市民の文化活動の振興をはかり、魅力ある市民文化、個性豊かな地域文化の創造に寄与することを目的として平成元年に設立されました。

設立以来、高槻現代劇場の管理運営を担いながら、オリジナルの自主公演の企画・実施、市民の自主的な文化活動の援助等に長年にわたり取り組んでまいりました。

また近年では、学校や病院等、地域へ出向き、コンサートや演劇ワークショップ等を行うアウトリーチ事業にも力を注ぎ、より多くの方に文化芸術に接する機会を提供するべく活動しています。

文化芸術活動は、教育や福祉等、地域の様々な課題に効果を発揮できることが明らかになってきています。そのことを念頭に置きながら、高槻市の文化芸術活動がさらに発展するよう、私どもも学びながら努力し、地域に根ざした柔軟な事業展開に取り組んでまいります。

私どもは、高槻市の目指す、住んで良かったと実感できるまちづくりに向け、あらゆる市民が日々の暮らしの中で文化芸術を楽しめるまちとなるよう努力を続けてまいります。

今後とも、皆様の一層のご指導、ならびにご支援・ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

理事長 桐山 清澄

祝辞

高槻市長 濱田 剛史

(公財)高槻市文化振興事業団の設立30周年を心からお祝い申し上げます。

貴事業団におかれましては、平成元年の設立以来、高槻現代劇場における本格的なオーケストラや伝統芸能等のホール公演や高槻の歴史・文化資産を活かした催しに加え、学校や病院に文化芸術をお届けするアウトリーチ事業など、幅広い層の方に向けた多様な事業を通じ、文化芸術に触れる機会を市民の皆様に提供してこられました。

永年にわたり本市の文化振興と魅力向上にご貢献を賜ってまいりました貴事業団の皆様、並びに貴事業団を応援し支えてこられた市民の皆様をはじめ関係各位に、深く感謝を申し上げる次第でございます。

本市におきましても、高槻市文化振興ビジョンに基づき、「いきいきと ひとが輝き まちが輝く 市民文化都市 高槻」の実現に向けて様々な文化振興施策を推進しており、とりわけ本年は本市も市政施行75周年を迎え、両者の周年を記念した事業も予定しております。

今後も貴事業団との連携を一層深め、市民一人ひとりが心豊かに暮らすことができる品格のあるまちを目指し、文化芸術の更なる発展振興に向けて取り組んでまいりますので、引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、文化芸術推進の担い手である貴事業団が、この輝かしい節目を契機に、市民の皆様との絆を一層深め、更なる飛躍を遂げられますことを祈念し、お祝いの言葉とさせていただきます。

高槻市長 濱田 剛史

ロゴについて

沿革

昭和62年4月
施政方針大綱において仮称文化振興事業団設立準備着手を表明
昭和62年8月
文化行政問題検討委員会を設置
昭和63年4月
同委員会が「文化行政に関する研究報告」を市長に提出し、文化振興事業団設立を提言
平成元年3月28日
大阪府教育委員会から設立許可を受ける
平成元年3月29日
財団法人高槻市文化振興事業団設立登記完了(基本財産1億円)
平成元年4月1日
高槻市から市民会館の管理を受託
平成 4年4月1日
文化ホール新設に伴い管理を受託
平成 7年4月1日
高槻市立生涯学習センターの管理を受託
本部事務所を高槻市総合センター内に移転
平成 8年4月1日
高槻市立総合市民交流センターの管理を受託
平成 8年7月19日
本部事務所を高槻市立総合市民交流センター内に移転
平成11年3月29日
設立10周年(記念誌「ありがとう10年」を発行)
平成16年3月29日
設立15周年(平成15年度中に各種記念事業を実施)
平成18年4月1日
指定管理者制度の導入により特定指定管理者として高槻市立文化会館の運営管理を受託する
同時に高槻市立生涯学習センター及び高槻市立総合市民交流センターについては高槻市の直営となる
本部事務所を高槻市立文化会館内に移転
平成21年3月29日
設立20周年(平成20年度中に各種記念事業を実施)
平成24年2月3日
大阪府公益認定等委員会より公益認定の答申
平成24年3月19日
大阪府から公益財団法人として認定を受ける
平成24年4月1日
公益財団法人への移行登記完了
平成26年3月29日
設立25周年(平成25年度中に各種記念事業を実施)
平成30年3月29日
設立30周年(平成30年度中に各種記念事業を実施予定)

ページトップへ